Exemple

ヒーリング・ジャパンプロジェクト

Healing Japan Project

東北被災地での精神保健・心理社会的支援

概要:

大切な人や自宅の喪失、コミュニティの変化、経済的問題や将来の不安をはじめ、大規模災害によって引き起こされるトラウマやストレスは多様であり、複雑です。復興が進み、少しずつ以前のような生活を取り戻し始めたからこそ感じられるストレスは計り知れません。災害直後の緊急フェーズが終わり、中長期的な復興フェーズに移行すると、地域全体のメンタルヘルスケアに対する被災地域の地域住民の支援や理解が重要となります。

JISPの協力団体であり、国際的な人道支援を行うIsraAIDの拠点であるイスラエルは、その歴史的背景からトラウマケアの分野が広く発展しています。ヒーリングジャパン・プロジェクトでは、イスラエルのトラウマケアの現場で用いられている音楽やダンス、アートを使った「表現セラピー」と「グループセラピー」を効果的に用い、被災者への直接支援や、支援者への支援や能力強化を長期的観点で提供しています。

目的:

心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状とその予防のための関連知識や、トラウマ対処法としての、アート、音楽、演劇、など各種表現セラピーやグループセラピーについて、被災地支援に関わる対象者に理解を深めていただく。また、トラウマケアを持続的に行えるよう、日本人の専門家ネットワークを構築する。

内容:

① イスラエル人セラピストによる東北・東京での支援者向け研修の実施

② イスラエル人セラピストによる東北での直接支援

主な活動地域:東北(仙台市、岩手県 陸前高田市など)、東京

活動報告

Healing Japan Project 映像

ダンスムーブメントセラピー映像(Dance Movement Therapy session movie)

2016年事業成果(9月時点):

① イスラエル人の音楽セラピスト(アドヴァ・シューヴェーベル博士)による、以下の支援者向研修を実施しました。

・「(ミュージシャンでない支援者による)専門家を対象としたPTSD予防のための音楽セラピー」研修(東京、14名参加)

・「演劇を通じた音楽のセラピー的活用」研修(仙台、7名参加)

・「音楽によるセルフケア」研修(陸前高田市、13名参加)

② イスラエル人のセラピスト(ハナン・スニール博士)による、以下の支援者向け研修を実施しました。

・「専門家を対象とした心理劇(サイコドラマ)」の研修(東京、17名参加)

・「ワークショップの作り方」(仙台、11名参加)

③ 陸前高田市において、イスラエル人の音楽セラピスト(アドヴァ・シューヴェーベル博士)による「ご近所の皆さんと音楽セラピー経験」と題したWSを実施し、13名の方にご参加いただきました。

④ 仙台市において、イスラエル人のセラピスト(ハナン・スニール博士)による「演劇を通じた共有」と題したWSを実施し、50名の方にご参加いただきました。

Facebook