Exemple

コミュニティ支援プロジェクト

Community Building Project

概要:

コミュニティ支援プロジェクトでは、被災地の支援機関等と連携を図りながら、新たに形成されつつあるコミュニティにおける住民間の交流促進のためのワークショップを計画・開催しています。ワークショップにはメンタルヘルス専門家が参加し、住民の心のケアのニーズにも適宜対応すると共に、支援者のセルフケアや能力強化の研修を実施することで、地元の復興支援体制を包括的に支援しています。 

経緯:

 東日本大震災から6年目に入り、被災された方々の生活環境は再び大きな変化を迎えています。

仮設住宅に住む方々の多くが、住まいの見通し、経済事情や精神的なダメージなどに悩まされています。また、仮設住宅の集約化や災害公営住宅への移転に伴い、震災後に一旦形成された仮設住宅のコミュニティが解体し、被災者が新たな生活環境を構築する時期に入っており、入居者の多くが孤立感を募らせています。さらに、高齢独居者も多く、孤立が容易におきうる状況にあると同時に、対人援助のストレスやマンパワー不足などの要因により、支援者側の負担も増大しており、精神保健の専門職不足が課題となっています。

目的:

 1.震災の影響により生活環境の移行プロセスにある被災者が、コミュニティーの中で孤立することなく生活できる環境を築けるよう、人間関係構築のための機会を提供する。

 2.支援者に対してセルフケアや能力強化の研修を実施し、地元での支援体制の継続性を向上させる。

主な活動地域:東北大震災被災地(岩手県 大船渡市など)

活動報告はこちらから

2016年事業成果(9月時点):

 ・大船渡市応急仮設支援協議会との協力により、地元のニーズに基づく、コミュニティ形成や心のケアを目的としたワークショップを本年より開始した(4月時点で2回)。

 ・災害公営住宅で、ネパール人臨床心理士による「ご近所会」を実施。ネパール国旗を描くアクティビティ、文化紹介、朗読や舞踊に加え、2015年のネパール震災の状況も共有された。これまで上平公営住宅、大立仮設住宅、サポートとみおかセンターなどで実施し、計40名が参加(10月にも3回実施予定)。

 ・仮設住宅にて、ヨガセラピー専門家によるヨガのワークショップを開催。初心者でも無理なく身体を動かしてリラックスできたことで、終了後のお茶の時間の会話も弾んだ。

 ・2016年2月に、陸前高田市交流センターとの協働により、イスラエル人講師による2日間のプログラムを市内で実施。幅広い年齢層の災害公営住宅の住民に向けて、そして医療従事者・支援者を対象とした音楽を通じたコミュニケーションについてのワークショップを実施した。

 

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